2001/12/31 ♂も♀もパシパシフィコフィコ!アコギ色の冬休み |
今年もまた、このライブレポを書くことができるという事実に「あぁ〜今年も悩むなぁ…」と思いながら、それでもこうやって書けるということに喜びを感じながら、年越しの興奮を再び思いおこして皆さんにお伝えしたいと思います。 ただ、今年はレポもちょっと出遅れたということで皆さんいろんなサイトでみんなの報告を目にしていると思われますので、今回はライトな感じでいきたいと思います。 |
会場が薄暗くなって、みんなのどよめきが起こった時、正面のスクリーンにはましゃの今回の感謝祭への思いと意気込みのメッセージがスクロールされ始めた。文章は長くてその時に全部おぼえれなかったけれど(ライブ後ライブパンフレットに記載されているものをじっくり読みましたが)その時に印象に残った言葉が『ウタヂカラ』を試したいと… 確かに、「カヴァーかぁ・・」と少しがっかりしたのも事実。でも、今回のイベントを終えてましゃがあえて今回カヴァーにチャレンジしたいと思った気持ちも確かに受け止めました。 そして、11年目の『ウタヂカラ』。しっかりと確実にうっとりさせられました。 〜第一部〜 赤いタートルネックにジーンズ。いつものライブとは違って普段っぽい感じの服装で登場したましゃ。 割れそうな声援の中、おもむろに座って歌い始めた曲は 春のからっ風(泉谷しげる) バンドメンバーも最小限のシンプルな構成でましゃのアコギも引き立つ。続いて ファイト!(中島みゆき) この後は恒例の開会宣言。相変わらずカミカミな感じもありつつ会場の反応をうかがいながら一気に読みきったましゃは やはり年越しということもあるのかテンションは高め?!そして会場も大盛り上がり!! その後、『今回は初めてせりふのある歌を歌います』と歌い始めた歌が おでこにキッス(遠藤賢治) 元歌を知らないので私の中ではすっかりましゃの歌に感じてしまい、しっとりと歌い上げるましゃに妙に色気を感じさせる歌だった。歌い終わった後のてれた感じで『こういう台詞のある曲ってアリ??』とみんなに聞いた後「あり!あり!」といわれてほっとしていたましゃが印象的だった。 そして、『永遠のマドンナ、いつか一度は会ってみたい人』と始まった曲が 秋桜(山口百恵) いつのころからか、女性の歌を歌うましゃに違和感を感じなくなった。いまではもっと女性詩の曲を歌って欲しいと思うくらいましゃの『ウタヂカラ』の力強さとはまた違う「やさしさ」が伝わってくる。この百恵さんの代表作の一つである「秋桜」を歌いこなせるましゃは確実に数年前からステップアップしていることに気づかさせる一曲だった。 雨のバス(花田裕之) こちらも元歌は聴いたことがなかったのですが、「この曲を聞いたときから一度歌ってみたかった」というほどましゃのお気に入りの曲らしい。 青春の影(チューリップ) 『青い影』という曲のオルガンの壮大な感じのイントロで始まり『青春の影』をましゃが歌いだす。 この曲を聴くとやはり「ひと屋根」のラストシーンを思い出してしまってジーンと涙が出そうになる。原曲のチューリップのほうももちろん素晴らしいけれど、ましゃが歌うとどんどん世界に引き込まれていきそうになって、つい瞬きをするのももったいないくらい、ましゃのことを凝視してしまっていた。ほかの人の歌でもこれだけ人をひきつける力が出るシンガーになったのだと、特に感じられた。 SORRY BABY(SION) 言わずと知れた名曲。今夜もしっかり堪能。 東京に出てくるときにしていた恋愛の心境に似ていると語ったましゃ。まだ若かったましゃもいろいろ辛い恋をしてきたんでしょうね…そういうことを想像し、少しやきもちも焼きながら聞く「SORRY BABY」はまたいつもと違い、大人のましゃだから歌える極上のバラード。 以上一部はこれで終了。 そして、コモサンのHPでおなじみのKOMO3がナビゲーターとして登場の恒例のVTR。 ”ましゃが大変だったこと”ではシドニー写真展やANN−TVのロケ。 ”ましゃがうらやましかったこと”ではWOWOWのCMでの濃厚キスシーン。シャンプーのCMで髪を洗うましゃ。ノリックさん出場のGPで世界にましゃが紹介されたこと。 ”ましゃが嬉しかったこと”ではエリオットさんとのコラボレートと巨大写真集。 ”ましゃが感謝したいこと”ではドームライブの成功。 という風に分けられて構成されていました。その後は『福山エンヂニヤリング』のCMが紹介され、最後にいつものお宝秘蔵映像!!!デビュー前のまだ初々しいましゃのスナップ写真。時代を物語る黒い帽子をかぶっているましゃ(笑) でも、やっぱりいい男はいい男なのねん♪ あと、一部の途中途中で、もちろんトークもありました。いつもの出席確認は結構細かく今回はちゃんと中国地方も呼んでくれました(笑)そして、今回はましゃも何度も言っていましたが『忘れられない恋の話』が特にたくさん届いたそうです。 体育の先生に恋した話や、学生のときの同級生に何年ぶりかに会う約束をしたらその相手が当日事故に会い帰らぬ人になってしまった話などなど、切ないお話もたくさん。 そんな中でましゃの『忘れられない恋の話』が… 小学生のときの憧れの「フルカワ リエちゃん」に偶然パーフェクトラブ制作のときに会う機会があったらしく、ドキドキして自分から会いにいけないましゃはスタッフに頼んでみてきてもらったらしい。 そして彼女の姿を見に行ったスタッフは…?! なんと、ここでみんなのブーイングもよそにましゃは話をぶち切ったのであります(^^;)。 その後は恒例のテレビチェックの後、いよいよカウントダウン!!! 私もホント毎年言っているけどいつもドキドキ興奮するこの時。今年で4回目の年越しなのにそれでもやはり神聖な気持ちになる瞬間。今年もまたましゃと仲間達みんなとパシフィコで年越しできることを感謝して… 「・・3.2.1!Happy New Year!!!今年もよろしくな〜〜〜」銀テープが会場を埋め尽くしたときにましゃが叫んだ!そしてみんなも! 次はましゃに送られたメッセージの紹介。アミューズの社長、エッグマン店長、カメラマンの瀬尾さん、あと西川君!!などなど面白おかしいメッセージを紹介したあと、会場からせかされるようにさっきの「リエちゃん」をみんなにせがまれるましゃ。勿体つけるように続きを話し始めた。 結局スタッフに見に行ってもらった後どうだったか聞いたところ、口ごもるスタッフ。さらに問いただすと「太っていますがいいですか?!」と。その直後のましゃの答えの「じゃあ会うのやめます」に会場が大ブーイング(爆) それに逆切れのましゃは「じゃぁみんなは憧れの人がはげてたら会うのかぁ〜?!」と会場男子を仲間に猛反撃(笑) その言葉に何もいえなくなる会場女子でした(笑) 〜第二部〜 蜜柑色の夏休み ここからは、デニムのシャツにジーパンという姿にチェンジして、ましゃが登場。 おなじみの曲に皆もやっと反応が出始めてきたかな…。もちろんましゃも少し緊張がほぐれた感じ。冬に聞く「夏休み」の歌もこれまたいいもんではないですかぁ〜 続いていつもとはアレンジの雰囲気が違いましゃが「Beatiful moment〜Beatiful scene〜」のコーラス部分から歌い始めた 桜坂 あれだけ大ヒットした曲を全く違う感じで歌い上げるましゃ。カヴァーとは違う部分で、誰もが知っている歌だけに本当の 『ウタヂカラ』が試されるのではないかと思う。誰が聞いても何度聞いてもやっぱり名曲であることを思い知らされる。そして、ピンクの花びらが散っているようなライティングも見事。 You ベースを弾くましゃにまた驚かされながら、ベースの低音もさることながら、私がこの曲のダイスキな所、歌い出しの低音の声にこれまたうっとり。いつもCDを聞いて思う『耳元で歌って欲しい…』。ライブで聞いてまたまた思ってしまうのです。 (ライブ後仲間に聞いた話では、最近ましゃはベースを購入したそうです。それのお披露目ってところかな?!) そしていよいよ、いすに根が生えるかと思うくらい座りつづけた時間もここまで。 Message これまた他の日のライブに行ったみんなの話しでましゃがコンタクトにしたということ。この日はましゃの口から聞くことはできなかったけれど、いつも『絶対君が好きだよ〜』と指差されても「見えてないんだろうな〜」という気持ちもなく、純粋に私のいる3Fまでましゃは見えてるんだ〜〜〜と、今までの座ってきたパワーを全開に飛び跳ねたり手を振ったりしちゃった今年の『Message』でした。 Peach!! 途中でめでたい三三七拍子をおりこんでアレンジされた『Peach!!』。手が痛くなるほど手をたたいた。 でも、でもね、いつもよりちょっと大人しめのアレンジだった今年。少しだけ不満を言えばこの曲だけはやっぱりバリバリのホーンセッションいれてもっとノリノリに行きたかった〜って思ったのでありました。でもライブには不可欠なこの曲。 やっぱりダイスキ〜!!! Gang★ やっとエンジンがかかってきた!ましゃの額にも汗がキラリ。パシフィコのホール内はロカビリームードで熱気ムンムン! HEY! 今年の『HEY!』は皆での大合唱部分が長かったよ〜(爆) みんなで新年を祝うのと、「すべてうまくいくさ」今年もガンバローって言うのと、会場のみんなで一体になろうってのといろんなことが込められて全員でコブシを何度も何度も振り上げた。腕が上がらなくなるかと思った(笑) 〜アンコール〜 MELODY ましゃが一人で登場。いつもの「もっとそばにきて」かな?!と思いきやましゃ一人でギター一本の『MELODY』。 後ろのスクリーンに流れる歌詞もあってかみんなの歌声もいつもより大きくなる。ギター一本だった分一体感はいつもより勝る。ましゃがマイクをはずし会場にバトンタッチ。1対5000の歌のリレーも息がぴったりだった。 Carnival まさに会場は『Carnival』。ラストに近づいてきたのを感じる会場も最後の力を振り絞って、ましゃと一緒に祭りの最後を飾る歌を大合唱。名残惜しむようにひとフレーズひとフレーズ丁寧に歌い上げるましゃ。そして私達も… 『ウタヂカラ』を試したかったましゃの気持ちは5000人全員に伝わったと思う。 バンドメンバーもいなくなり、最後にましゃが一人おもむろに話し出す。 アメリカの同時テロがありライブでお祭り騒ぎをしていいものかと真剣に考え、そしてライブをやめることも考えたと。 でも、そんな今こそ歌で力づけようと思いやはりライブを決行することにしたこと。 『忘れられない恋の話』が思った以上にたくさん寄せられたこともあるように、みんなが昔の良かったことを振り返りたくなるような今の時代。嫌なことも多くて癒されたい人が多いんじゃないだろうかと思った。そして、自分がふとカヴァーをやろうと思ったのもそういうものに癒されたいという気持ちがあったのかもしれないと。ましゃはゆっくりゆっくり話してくれた。そしてそんな皆のために歌いますと… 友よ ドームの時のオープニングの華々しいイメージとは全く違う『友よ』。いつもよりぐっと押さえたテンポで始まった『友よ』を聞いたとき、違う曲ではないかと錯覚するくらい『癒される』という言葉にぴったりの『友よ』でした。 いんなことを考えながら、このイベントを開いてくれたましゃに感謝した。そして、今まで聞いた中で一番素晴らしい『友よ』を私達に贈ってくれた福山雅治という素晴らしい『ウタヂカラ』を備え持ったアーティストに今夜も心からの拍手を贈り、 そして素敵な2002年の幕開けを今年も横浜で迎えることができたことに感謝しライブの幕は下りた。 |
今年もありました! 福山大明神 |
写真展開催前のパシフィコ 少しづつ列ができはじめている。 |
ご覧の通りの 写真展の看板です。 |
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最後に… |