2003年12月30・31日
福山☆冬の大感謝祭 其の六
「今日は・・・リーダーからありがたい話がふたつほどある!?」

6年ぶりの横浜アリーナ。
6年前の1998年は私がましゃのライブを初めて体験した年でもあり、この大感謝祭が始まった年でもあり・・・。
そして、始まった年以来の横浜アリーナでの年越し。何だか色んな意味で感慨深いその日。6年前たった一人ぼっちで参加した私も、いつの間にかたくさんの仲間達とましゃとの年越しを迎えれるようになって、あっという間だった6年のようだけど、たくさんの色んなものを得ることが出来た大切な大切なものとなっていました。
そんな色んな事を考えながら参加した今年の大感謝祭。さてさてわれらが福山雅治殿は、どんな風に私達を迎えてくれたのか・・・。

左右両サイドにスクリーン。ステージの後ろは全面のスクリーン。いたってシンプルなセットで、主役を待ち受ける。照明が落ちてざわめく会場の中で、「YOU」のピアノのインストにあわせてスクリーンにましゃからのメッセージが流れ始める。
そこには、ましゃからの感謝の言葉と決意の気持ちが次から次から綴られていて、まだ主役も現れていないのに、早くも胸がいっぱいになります。『去年よりも今年。昨日より今日。僕は変わっているだろうか』そんな風に立ち止まらないで前に進もうとしている姿勢が、私達の心をつかんで話さない理由なんだと思う。

オープニングは、
『桜坂』久しぶりの歌声は相変わらずしびれます。31日のチケットがFCで自力で取れたときに思わず泣いちゃったみたいに、一曲目のこの曲を聴いて何故だか号泣してしまい、また一つオープニングでの印象的な思い出が増えたのでした。
続いてましゃのライブではなくてはならなくなった、恒例の開会宣言。相変わらずお茶目で、相変わらずカミカミでそれでもって心がこもった第一声はいつも私達の緊張を和ませてくれます。
『遠い旅』ひとつづつの言葉を丁寧に歌い上げていくましゃを見ているだけで、言葉が詰まってきて、ただ立ち尽くしてしまってた。
『ふたつの鼓動』『GLOMING WAY』
ギターを持たないでしっとりと歌い上げます。ポサノヴァ調のアダルトなアレンジの「GLOMING WAY」もカッコいい。スタンドマイクで座りだったので、ましゃに珍しく手でふわふわとリズム取っているのが見慣れない感じで良かった。

一部のスローな曲を中心とした構成の中に恒例の出席確認や、事前に募集したハガキやメールを紹介していきます。
中でも30日のライブでのメール。ましゃがデビューしたての時、十文字学園での学園祭ライブを見たというファンからのものでは、その時は福山雅治なんて歌手は全然知らなくて、強制購入させられて買ったチケットで見たのだけど、全然知らない曲ばかりだったのに凄く楽しくて、ファンになった。そしてそれから10何年たって久しぶりに手にした「SLOW」で思い出してまた久しぶりにライブに来ました。と言う内容のものでしたが、ましゃはそのチケットが強制購入で売れたという事実を初めてそこで知って愕然としたようで、結局最後の最後まで根に持って「強制購入・強制購入」とうわごとのように何かあるたびに口にしていました(笑)『雅治、本当はお前はうちの子供じゃないんだよ』といわれたくらいショックだという例え方がましゃらしくて大爆笑でした。そしてしまいには、『お前らまさか今日も強制購入させられて来たんじゃないよな〜?!』なんてことまで言う始末(爆)そんなことありませんよね〜(^^;)
それから、デビュー曲「追憶の雨の中」の初回出荷数が最近まで3800枚と信じていたのに、実は2800枚だったということを知って、愕然とした話。あまりにも庶民的な数字のサバの読み方にびっくりのましゃなのでした(笑)

そして、忠英さんとセッションでの『ノスタルジア』新しいギターの挑戦もさまになってた。何度かラジオで聞いたけれど、SIONさんの曲を歌うましゃは、どの曲を歌う時もいつも特別な感じがあって、「ずっと前からカヴァーしたかった」というこの曲も、極上の仕上がりになってると思った。

ましゃがタクトを振りながら始まった「威風堂々」から
『IT’S ONLY LOVE』へ。ましゃが吹奏楽時代吹いていたホルンも交えたブラバンスタイル。そして、間奏のましゃのタンバリン。さびの部分の歌が重なるところも、1人で歌えるように少しアレンジされてて、今回のこの曲はいろいろなところでいつもと一味違う感じでした。

さて、1部も終わりに近づき、気になる今回のサブタイトルでもある「ありがたい話」をもったい付けながら話し始めるましゃ(笑)みんな聞きたくて聞きたくてうずうずしているのに、必要以上にもったいぶってなかなか話し始めてくれない。「ラジオでも何度もいいそうになったのを1年間我慢してきたんだから、お前らも3分くらいがまんしろよ〜」と、さらにもったいぶって、しまいには言うタイミングを失いかけてた(笑)そしてその口から出たのは・・・「1年間タバコやめてました。」と。
一同、期待はずれと(?!)喜びと、驚きとで会場内がどよめきました。ましゃはステージの上で毎日その反応を楽しんでいたんでしょうね。一年間我慢した甲斐があったのかな?!
そして、もう一つのありがたい話は、「虹」が5週連続1位を獲得したこと。30歳を過ぎてから、ドームライブもやって、そしてソロ男子アーティストでは初の記録も出して「俺はこれからどうなっちゃうんだ」と嬉しそうにしているましゃが、とっても可愛かった〜。この場所でみんなにお礼が言いたかったという言葉にたくさんの拍手が沸いた。

そうこうしている間に2004年のその時が近づいてきた。いつもより時間もあって、ましゃ曰くみんなでうちでのんびり新年を向かえる感じで、いつものテレビチェック。NHKでやってたへんなほとんど裸の人たちの民族踊りみたいなのがみょーにましゃのつぼに入っちゃって、チャンネルバチバチ変えてたのがおかしかった。裏番組の岡村君もそういえば裸だった(笑)ジャニーズのカウントダウンに黄色い声が飛び交って「こっちのほうがいいんじゃないの?」みたいなことも言ってたかな〜(笑)
みんなで和んでいるうちに、後ろのスクリーンにカウントダウンの数字が出現。”やばいやばい、新年だ〜〜〜。””久しぶりのましゃとの年越しだ〜”と色々考えているうちにラスト10秒!!
その後はテンションも上がりまくってて、コブシも上がりまくってて、必死に声出してた。「5・4・3・2・1!!!!!」
二年ぶりのましゃとのカウントダウンはやっぱりサイコー。いろんな色の混じったテープもアリーナいっぱいに降っていてすっごい綺麗だったよ。
この時のために一年頑張ったよ〜〜〜〜〜〜!!ばんざ〜〜〜い。って感じだった。

テンションも上がって新年一曲目。そして1部ラストは
『ひまわり』歌うまくなったな〜。つくづく感じる。
そして、中休みのVTRへと続きます。

このましゃの一年間をまとめたVTRも、毎年その年にましゃと交流のあった方が参加してくれてて、毎年ひそかな楽しみになっているのですが、今年はやっぱりこの人しかいないでしょう〜(笑)そう、はなわくんです。「佐賀県」の歌詞をましゃのネタに変えて進んでいきます。
今年のお仕事第一弾はドラマ。役作りで色々考えてても、「いつも素の演技」
〜悩んでも意味がねぇ〜♪
晴ちゃんと行った楽しそうな屋久島旅行の映像。そして山陰での大ツーリング大会の模様も流れプライベートでも十分満喫。楽しかった思い出と聞けば「フェリー!フェリー!」とましゃ。
〜バイクじゃねぇ〜♪
久しぶりに出した『虹』も大ヒット。イメージの向こう側にも行きました
〜どこだよそれ〜♪
そんなのアリーナでははなわくんのバックギターで参加。「目立たないように、ふらっと来たような格好で出た方がいいよね〜」と言ってたましゃが着てきた服はイヴサンローラン
〜成金趣味〜♪
テレビ番組でファッションリーダーに選ばれたましゃ。どんなにお洒落かCDジャケット見てみたら、
〜裸〜♪〜そして佐賀県のジャケットも裸〜パクリだ(笑)〜♪
大爆笑VTRでした。でも最後にはちゃんと
〜ましゃはいい人だ〜♪と締めくくっていたのがはなわくんらしかったです。

さ〜第2部の始まりです。会場も総立ちで、準備万端!!
赤々しいライティングで、低音をどんどん響かせて始まったのが
『Marcy’s Song』さらにハードなアレンジになってて、”ロッカーましゃ”が凄いかっこよかった。曲のラスト近くのハーモニカも、いつものアコギの時とは別の楽器みたいに聞こえるほどハードで、今回のアレンジは凄く痺れました。
『HELLO』〜こぉ〜いが走りだ〜したら〜〜〜♪34歳のましゃだけど、こんな若い頃の恋の歌もいいよね〜。後ろのスクリーンの映像と合わせて、気分もノッてきます。そして、そのまま『HEARD RAIN』と続きます。ん〜?!ライブでこの曲聞くのは初めてかも。凄い久しぶりに聞いたけど、さびの部分では勢いのままコブシが上がります!!
いくよ!いくよ!いくよ!
『ひとつになろうぜヨコハマ!もっともっと熱くなろうぜヨコハマ!!!!』
その言葉が飛び出したらこの曲!絶対この曲!!!「ピーーーーーーーーチーーーー!!!」ましゃの合図で銀テープが広がる。
『Peach!!』はもうライブの象徴みたいになったよね。いつもここからピークがくる。どんなに大変な一年だったとしても、この時には全部忘れれる。なんてHAPPYな曲。後ろのスクリーンのいっぱいのハートもめっちゃラブリー!!サイコーだよ!!
『追憶の雨の中』ましゃが走り出す!右へ!左へ!上のほうの席からも大歓声!ましゃがそこまで来てくれる!コップだってどんどん飛んでいく。もう一秒だってじっとしてらんない。ましゃと一緒に右へ左へ!!
もうすっごくたくさん歌って飛んで手をたたいて、すっごく疲れてるはずなのに
『HEAVENを聞いただけで自然に手も体も動き出す。スクリーンのあちらこちらに炎が映し出されて、まるで火の中でましゃが歌っているみたい。熱い!熱い!熱い!ましゃだって水かぶっちゃいます。腰だってぐるんぐるん動きます(笑)途中の『HEY!』の「HEY!HEY!It’s Alright!のコールがインスパイアされたアレンジもカッコいい。
『それがすべてさ初めてライブで聴く人もたくさんいたはず。でもそんなこと関係ないもんね。横浜アリーナ1万2000人みんなで〜Let’s Dance Dance Dance〜
スクリーンには大きな青空。アコギの音が響く
『虹』。ましゃと私達のこの夏の思い出がいっぱい詰まった曲。久しぶりのシングルだったけど、でもこのライブさえあればいつだって私達とましゃは大きな大きな七色の虹で繋がってる。そんなたくさんの気持ちがアリーナに溢れてた。スクリーンに映し出された大きな虹にも負けないくらい・・・。

今年の年越しは何かが違う。
アンコールの前に自然に起こったウェーブ。
30日のセンター席は普通に左から右へのウェーブだった。31日のセンター席はなぜか前から後ろへのウェーブ。本当に波だよ〜(笑)

アンコール
『もっとそばにきて』広い横浜アリーナのステージに1人で立っていても、今のましゃはすごく大きく感じる。もしかしたら1万2000人もたれかかっちゃっても大丈夫なんじゃないの?!なんて・・・。無理かな(笑)
「何年か休業していた時、もうこんな大きなステージではできないかもしれないと思ったこともある・・・。そして活動を再スタートしてふとしたきっかけで横浜アリーナで年越しのイベントが始まって・・・その頃にやっていた曲」としみじみと話した後に歌った
『HEART』
コーラスの2人の圧倒されるほどの声量で始まった、ゴスペル風にアレンジされた「ふるさと」から続いたのが
『Fellow』。「マイホームタウン〜」と、歌い始めた声を聴いた瞬間に全身に鳥肌がたった。そして瞬間にイメージは稲佐山へ。どんなにビッグになったって、どんなに故郷に帰ってなくたっていつだって故郷長崎を大切に思っていると言うましゃの想いがたくさんこめられた曲。誰だって故郷はあるからこそ、ましゃと同じ気持ちになれる凄い曲。ラストを飾るのには充分すぎる曲でした。

残念ながら30日はここでラストでした。
でも31日はましゃもそしてみんなもテンションがあがっていたから
『約束の丘』『明日へのマーチ』『遠くへ』。2004年早々のましゃからのプレゼント。どの曲もそれぞれに何か思い入れがあると思う。どれも、どの曲も私達には宝物。今年もましゃはたくさん宝物くれたよ。
2003年のましゃも2004年のましゃもいつも私達を楽しませてくれるサイコーの相棒。そういつだって思ってる。これからずっと何年も、一緒にこんなライブを創っていきたい。「去年より今年。昨日より今日・・・」ましゃの言葉通り今回のライブより次のライブ、もっと楽しくなるためにみんなとましゃと一緒に熱くなっていきたい。



                                                     2004年1月6日a.m.3:00 ぴーち

開場前の横浜アリーナ

会場のドアの全面はキューピーポスター

ご利益がありますように・・・福山大明神

今年のお土産は「ヨコハママシャマヨ」体にも
美味しいハーフマヨだよ♪

やっぱり超楽しかったライブ前のオフカイ。みんなサイコーの仲間達
いつもありがとう♪