2005年5月30日
18:30スタート
大阪城ホール
ツアーファイナル
かつて、こんなに興奮し、楽しみ、始まりに待ち焦がれ、終わりに悲しみ、笑ってそして泣いた。 そんなライブがあっただろうか・・・。この数年のことを色々思い出そうとしてみたけどやっぱり思い当たらない。 そんな福山雅治15周年記念ツアー。 最高にHAPPYで、大きな大きな塊を私の中においていったツアーだった。 大きなざわめきの中で、ピアノの前奏から静かにスタートしたのはこのツアーで発表された FREEDOM 後ろから照らされたライトを浴びて現れたのは、全身真っ白の福山雅治。 このツアースタートの横浜で初めてその姿を見たときは、その姿に一撃でやられた。こんなましゃ見たことがない。 曲はオープニングとして完全な姿ではなく、1コーラスあいさつがわりに披露された。 そして、新しい曲との出会いにドキドキしている間もなく始ったのが 風をさがしてる 体を慣らすことも許されずいきなり全開モードへ引き寄せられ、もう2曲目でましゃの思うつぼのごとく 会場の温度が一気に上がった。 そして、相変わらず初めてスクリーンに現れた時のましゃの照れた笑顔はサイコーに可愛くていい顔してる。 MELODY いつもならライブ後半の常連曲がこんな初めからどんどん演奏されて、絶好調に盛り上がっているいつもの後半戦の 気分と錯覚してしまうくらい。何だこの楽しさは!!! このツアーで改めて好きになった曲の一つがこの曲 スタート ツアーの初めの頃は、イントロでましゃの手の振りに見習ってやってた手の振りが ツアー最終には完全な姿になって会場が一体になってた。ぴょんぴょん飛び跳ねながら手を振るのが凄く楽しかった。 そして、この曲が大好きになった。 代々木公演から追加された Gang★ ギターを持たずに歌うましゃのセクシーダンス。もちろんライティングは赤。 もっともっとちょーだい!!って叫びたくなる。 ひとしきり盛り上がった後に来たのが Heart 今回はいつもより壮大な感じのアレンジになってて雰囲気もがらりと違う。 遠くへ、もっと遠くへ届くように歌い上げるましゃ。コブシをあげてスタンドの上の方を見上げながら歌う。 きっとスタンドの上の方、そして立ち見の人たちにもその気持ちは届いていたと思う。 IT'S ONLY LOVE さすが会場の”タン タ タン”という手拍子とも息がぴったりで、心地いい感じで歌い上げるましゃ。 お約束のピンクの花びらのライティングと鑑さんのピアノソロで始る 桜坂 この曲の始まりには、いつもどよめきがある。それだけたくさんの人が聴きたいと思っている曲。 歌が上達したなぁと、つくづく感じる1曲。 そしてここでメンバー紹介。ツアー始ったばかりの頃はあっさりの紹介だったのに 最終日ともなるとバンドメンバーの皆さんもメンバー紹介ですら楽しんじゃってて、色んな効果音がついたり それぞれメンバー同士でいじってみたり、良い感じで結束が固まっているという雰囲気が漂ってる。 最終日の紹介なんて、そこだけでいったい何分使うのかって言うくらい盛り上がってた(笑) でもそれはまた、ましゃからみんなへの感謝の気持ち、メンバーからましゃへのお疲れさんの気持ちがたくさん こもっていたからこそだと思う。 その後は今度は会場。どんなところからどんなファンがやって来ているかの確認。 一つ一つに反応しながら「よくいらっしゃいました」とましゃ。そんなやり取りが何度やっても楽しかった。 まぼろし 18歳の時長崎から東京へ出てきたときの気持ちを歌った曲。そして3ヶ月間ツアーで回ってきてさらに大きくしてもらった曲。 と、デビューして間もなくのライブで歌って以来久しぶりに披露したこの曲。全く新しく生まれ変わっていた。 2005年の「まぼろし」は当時若かったましゃが作った曲とは思えないくらい、大人な雰囲気に見事変身していた。 squall 水色のライティングの中しっとりと歌い上げる。低音で女歌を歌うましゃが凄くセクシー。 ここのMCは、地方で色々なお店に行った話をしたり、そして全国行脚して最後までやりとおした 「伝言」の本屋さんチェック。いつも2〜3店舗のお店で売り場と在庫チェックをして、面白おかしく話してくれて 会場を沸かせてくれていた。会場とのレスポンスも息がぴったり?! 最後はいつも「みなさん絶賛発売中です。よろしく」と締めくくってた(笑) かわって「これもツアーで回ってさらに大きくしてもらった曲です」と一言言った後に歌い始めた 泣いたりしないで ましゃのアコギソロから始まり、やさしい歌い方につい心を奪われてしまう。 激しい曲を歌う時のましゃとはまるで別人みたいに、やさしさに溢れてる。 そのしっとりとした雰囲気のままバイオリンの音が会場に響き渡り、その音とはまた正反対の エレキギターの音が印象的な前奏で始る Dear 私の大好きな曲。最終日に聞くこの曲はまた格別に凄かった。 遥か空の彼方まで届けとばかりに歌うましゃの歌声に完全に魅了されていた。 間奏ではジョージとおぐちゃんのギターのユニゾンがさらに曲を盛り上げ、曲の後半へと繋げる。 湧き上がる感動をもう抑えることが出来なかった。とてつもなく大きく感じたましゃの圧倒的なまでの存在感。 そこにいたのは、まぎれもなくアーティスト福山雅治だった。 「さぁ、ひとつなろうや大阪!熱くなろうや大阪!!」 ましゃの掛け声で一気に会場もヒートアップ HELLO たくさんの”HELLO”の文字がステージを飾る。 ステージぎりぎりまで出てきてアコギを嬉しそうに弾くましゃ。 バラードで聴かせるましゃ、こんなポップチューンで子供みたいな笑顔で笑って歌うましゃ。 色んなましゃを見ることが出来るステージ。 Happyな気分をみんなで分かち合おう! それがすべてさ 徐々に体があったまって来る。 「もっと!もっと!まだまだいくやろ大阪!世界で一番熱い夜にしようや!!!!!!」 Peach!! 銀テープ舞う特効を合図に、会場に歓声が沸きましゃを盛り上げる。 ずっとこのままだったらいいのにって思う。楽しすぎる。みんなが楽しそうにしてるからもっと楽しくなっちゃう。 少しづつスピードダウンしていって、鑑さんのピアノが始る。毎回少しづつアレンジが違ってて楽しみだったところの一つ。 最終日はビートルズの「オブラディ オブラダ」これなら一緒に歌える。ノリノリな感じに続いて ロックンロールな「Tuist&shout」これも会場ごとにましゃの歌うフレーズか違ってた。 最終日は「大阪城ホール♪」とましゃがフィルイン。 すっごいカッコイイ!! 最後の3・3・7拍子もぴったり決まったね。 ドンドンドンドンドンドン・・・・・とドラムの響く中ましゃが上着を脱ぐ。歓声が沸く。 「ボクの始まりの歌です!!」 追憶の雨の中 どんなに年をとってもこの曲は歌い続けて欲しい。愛すべき福山雅治が生まれた歌。 どんなに年をとっても私達だってコブシを上げ続けるよ。ましゃが歌い続ける限り。 いつもより沢山の聖水を会場へまいてた。めずらしくサイドのファンへ自ら握手しに行ってた。 ましゃも15年目を迎えたことが本当に嬉しかったんだと思う。 HEAVEN 燃えるような赤いライティング。ましゃもハイテンションなほどに妖しく踊る。 全身に水を掛けてセクシーすぎるましゃが左右に走る。みんなもうクラクラ〜。 RED×BLUE アレンジがかなりカッコよくなってて、このツアーで一番はまった曲。 どこまでもカッコよく響くギターユニゾンの間奏でフロントの3人がポーズをきめる。 後ろのCGみたいに心臓がどんどんバクバクしてくる。 カッコいいいいいいい−−−!! あげるコブシについ力が入る。 ライブサイコーって叫びそうになった。 虹 今までの盛り上がりの余韻に浸るように、昇りきったテンションを少しづつダウンさせてくれるように 大きく手を広げて私達を包み込むように歌ってくれた。 会場とステージに大きな架け橋がかかった。 FREEDOM 今回のツアーのために書き下ろされた曲。 重々しいギターの音で始るこの曲をライブを重ねるごとに聞くたび、何て凄い曲だろうと感じていた。 15周年を迎えて、新たに進もうとするましゃの気持ちがすべて込められているかのような曲。 喜びも、悲しみも、憤りも、激しさも穏やかさもすべての感情が、曲のすべてに表れている。 重々しく荒々しく力強かった。 ましゃの新たなる決意が、会場の中心に集まったライトのようにひとつになって繋がり、ソラヘ届いた。 〜encore〜 約束の丘 FREEDOMとリンクするようなましゃの意思が詰まった曲 初期の曲だけど確かに何かが繋がっている。会場の照明も明るいままですべてを見渡すように歌ってるましゃ。 完全にひとつになってる。 そんな雰囲気に圧倒されて、嬉しいのか寂しいのかわからなくなってどんどん涙が溢れた。 もう終焉に近づいている・・・。 「みんなでっかい声で歌ってくれ!!」 Carnival 大阪ではコーラス部2人のそれぞれの渋くてカッコいいソロから始るアレンジにかわっていた。 それぞれの見せ場をちゃんと作っているステージ構成にもましゃの愛を感じる。 最後は明るく元気にみんなで歌って締めようとばかりに、ましゃが会場をはやし立てる。みんなも答える。 いかにも楽しそうに音符がスクリーンに現れて賑やかになってた。 みんなでましゃの後ろを列になって行進したい気分だった。 バンドメンバーもみんな楽しそうだった。 ラストの見せ場はギターオグちゃんのソロ。さすがのテクニック。ましゃもじっくり見守る。 サイコーのメンバーとスタッフに囲まれてサイコーのステージは完結した。 最後にメンバーを見送る時も、1人づつと名残惜しむように握手したり、ハイタッチしたり、抱き合って無事終了を讃え合ってた。 ずっと若い頃思い描いていた明るい未来が、実は思っていたようなものではなく、思い通りにいかないことや 自分ではどうにも出来ない現実があって、それでも強く生きていかなければならない。 2度のオリンピックで感じた「諦めてはいけない」という気持と、勇気を与えてくれたアスリートを讃えて作ったという曲 私は風になる メンバーが去って広いステージに1人アコギを抱えて歌うましゃ。 サイドのスクリーンにはオリンピックでのアスリートの姿が流れていた。 やさしいメロディーの中に、ここにも力強い意思が込められている秀逸の作品。 鳴り止まない拍手と大きな声援にこたえて みつめていたい 今回のツアーで初めて歌った 遠くへ 「いつも自分の中で節目の時にはこの曲があった」と想いを語ってくれた。 色んな想いを馳せらせてましゃも歌っていたのだろう。 まだまだ鳴り止まない拍手の中、サイコーの笑顔でステージ左右にも丁寧にお礼をして、 中央で大きな大きな投げキッスをしてくれたましゃ。 5年ぶりの大きなイベント。無事完全終了。 ましゃもそしてファンみんなも大満足でその時を迎えることが出来た。 みんなの「ありがとう」で埋め尽くされた会場を後にしたましゃは、きっとさらに大きくなって進んで行ってくれるはず。 まさに「本当にこの男を愛してよかった」 と、心の底から感じた。 すばらしいステージをありがとう!!! ぴーち |
Wアンコール曲目
(ぴーち参加会場)
3/13横浜 Good Night 3/24広島 みつめていたい 4/13大阪 Good Luck 5/19東京 みつめていたい 5/21東京 Good Night 5/22東京 Good Night みつめていたい 5/29大阪 Good Night 5/30大阪 みつめていたい 遠くへ |