2000/6/18
福山的祭典
FUKUYAMAGNUM
稲佐山

出発編

2000.6.19 9:20p.m. 今、これからこの1年の中での一番の思い出になるであろう,そして今まで,そしてこれからの生活の中でもきっと忘れられない思い出になると思う稲佐山でのライブのことについて,みんなのため、自分のためそして福山雅治氏の為に書き残しておきたいと思います。長崎から帰ってまだまだ抜けないライブの興奮と,ハードなバスツアーと岡山までの2時間半の運転で、
疲れた体の変なバランスの余韻を少しだけ感じながら・・(笑) 

稲佐山でのライブの前日,仕事は半分上の空のまま長い7時間を終わらせ、夜岡山に向けて車で出発。ちょうど土曜日だったので、ANN「魂ラジ」の日。長い一人の車の旅もましゃが一緒だっので、一人で車の中で笑いながらあっという間に岡山に到着しました。岡山では仲良しの「ちゅんこさん」宅にお邪魔しバス出発時間までの数時間をましゃ話で盛りあがりながら,寝ないで朝を迎えました。
さて,いよいよ岡山駅からの出発。岡山からはバス3台。約120名。すごいよね〜みんな行くんだよね・・。
少しだけ不思議なカンジでした。さすがに寝てなかったので,バスの中では半分は寝てましたね。(熟睡は出来なかったけど)
とりあえず気になるのはまだ手元に渡されてなかった席のことと天気のこと・・。岡山を出発するときには結構晴れていたのに,長崎に近づくにつれて,曇ったり少し小雨が降ったり怪しい感じが漂ってましたから・・
チケットのほうは到着少し前に手渡されましたが,残念ながらBブロック。でも贅沢言っちゃいけないですよね。行けない人もたくさんいるんだから・・。どんな席でも楽しまなくちゃね。でもちょっぴりやっぱり前で見たかったぁ〜と思ってみたりしますよね(笑)
バスがいよいよ長崎市内に入っていくと,ケッコウな渋滞。早く会場に着きたい焦りはあるものの,ましゃが子供の頃から育ってきたこの町並みを少しゆっくり見たいという気持ちがあったのも確かです。やっと自分の目でテレビやラジオや雑誌で聞いてきたましゃのふるさとを確認できるまたとないチャンスなのですからね・・ホント長崎の町の観光ゆっくりしたかったです・・
稲佐山に近づいてくると,たくさんの警備の人達,ライブのための交通の注意を促す看板をいたるところで見かけ、そして山の上から次々と降りてくる「FUKUYAMAGNUM稲佐山」のプレートをつけたバス。そんなことで改めてライブの大きさに気づかされました。
会場の駐車場に着いたのは開場時間2時をすっかりまわっていました。もう、余りの人の多さにビックリ!!!
全国からましゃの10周年をお祝いする為に,ましゃの歌を聴く為にこんなに集まったんだ!!!
「すごい」の一言でした。

私たちが乗っていったバス

サービスエリアにて

ライブ編

入場はブロックごとの入場でしたが,思ったより時間がかかり,2時に開場し始めて、全部し終わったのは,開演予定時間5時を
約30分ほど過ぎていました。入場の時に全員に配られた「ましゃまろかっぱ」は、よい記念品になったかな(笑)
そんな事で大変だったのは,トイレ。私はいかなかったのですが、なんと1時間半待ち!!長蛇の列だったみたいです。そのためトイレにいったちゅんこさんとはいろいろあって結局そのままライブが終わるまで離れ離れになっちゃいました。(爆)
会場では,4時から放送されているT-FMが流されていました。
さてさて、前置きが長くなっちゃいましたが,『ライブ』ですよね。やっぱり聞きたいのは(笑)
ましゃは自分の故郷での一曲目に何を歌ったと思いますか??
ましゃはどんな気持ちでこの時を迎えたのだろう・・「約束の丘」で、記念すべき10周年の祭典がスタートしました。
そしてそのあと4曲はツアーと同じメニューで進みました。印象的だったのが,両サイドに移動して歌う「All my loving」でスクリーンに映ったましゃの後ろに野外ならではの山の緑の木々たちが映っていて,とっても綺麗だったこと。緑に囲まれて歌うましゃは当たり前だけど,初めて見たから,すごく新鮮で感動でした。
次のMCでは、いつもイベントで行う「誓いの言葉」をましゃが行い,一昨日亡くなられた皇太后様の為に全員で黙祷を捧げました。
ましゃは前日天気のことが気になって眠れず,ワイン一本空けちゃったそうです。そんでもって朝7時まで結局眠れなかったらしいです。そんなましゃの願い,みんなの願いが通じて,少し怪しかった空模様でしたが,雨に降られることなくライブは進行して行きました。
そして「ましゃへの手紙」第1章ということで、中学の時の先生からいただいた手紙をましゃが読みました。スクリーンには,ましゃの中学時代の時のリーゼントヘアの写真(年末ライブの時に使われてたものと同じ)が写しだされました。ブラバン時代のエピソードなど,昔のましゃを知っている先生ならでわのお手紙でした。
そして一曲はさんで「ましゃへの手紙」第2章では,今度は高校の時の3年間担任だったという先生からのお手紙。もちろん高校時代のましゃの写真がスクリーンに。1枚はましゃのまたもやリーゼントヘアの写真。1枚はバンドのメンバーとの写真。そこに写っている4人のうち二人にはモザイクがかけられていましたが,残りの一人はもちろんましゃ。そして残りの顔が見えている人はましゃのお兄様「カズアキ」さんでした。お兄さん,北海道に転勤になったそうで,ライブに来れなかったのをいいことにここぞとばかりにましゃは写真を公開してました。(爆)なかなかやんちゃだった高校の時のエピソードを書かれたお手紙,今でも「かつ子ママ」
と交流があるというその先生のましゃへの心のこもった文章が聞いていてとても伝わってきました。そしてその先生が再婚されるという事で、ましゃがお祝いの歌として,この歌をプレゼントします。と歌いはじめた「Goodnight」,なんと,途中ファルセットがちゃんと出なかったと,「ごめんなさい。こんなんじゃお祝いにならないからもう1回ちゃんと歌わせて」と、歌いなおしをしました。「ごめんごめん手紙読みすぎた」と,笑って言い訳してたけれど,そんなましゃの目はすごく真剣でした。
ましゃの心からお祝いしたいという心がとても伝わってきたのと、今度はちゃんと歌えるのか・・っていうみんなの緊張で、会場内は今までにない緊張の糸がピーンと張り詰めたような雰囲気になっていました。私も祈るような気もちでこの曲を聞いていました。
ましゃが1回目のファルセットのあと見せた表情が私には忘れることができません。本当に大切なんだなぁ・・と感じました。
その後もツアーと同じ曲で進み「桜坂」を歌い終えた後、桜坂の大ヒットのお礼をましゃが語ったあと、「もっとみんなに感謝したい人がいます」と紹介され出てきたのは,『未来日記』で感動を見せてくれたヨシ君とイーロンが仲良く手をつないで
あらわれました!会場はもちろん騒然としてましたよ。そんな二人を見てましゃは,「男たるものこんな公共の場で手なんかつないじゃいかん」などと,やきもちを焼いているのか(笑)手を離させてましたよ(笑)
相変わらず仲良しのお2人,みんなへのお礼の挨拶と、『未来日記』の特別編「その後の未来日記」をハウステンボスでロケしたと報告してくれました。(7/5 ON AIRらしいです。)
そのあと数曲はさんであったスペシャル企画(?)「ましゃの長崎ぶらり旅」と題する、ましゃ的長崎の観光オススメスポットをVTRにしたものが流れました。そのVTRは一般的な長崎の観光とはまたまた一味違ったましゃファンのための観光スポットって所かな?!ましゃが通った保育園,小学校,中学校の映像が,ましゃの説明ナレーションと共に次々と写しだされ、その後はましゃがよく釣りをしていたオススメ釣りスポット,高校時代「バス停の君」と女子高生に話題になっていたバス停,バンドを組んでいたときやったライブハウス。もうすべて初めて目にする,私たちがどんなところだろう・・と想像してきたあの場所が次々と紹介されました。やっぱり嬉しかったですね。私達がましゃとで会うずっと前のましゃに出会える場所ですから・・
そして,ましゃが再登場!ショッキングピンクのパンツにそれより少し薄いピンクの上着にインナーは黒のシースル〜♪珍しくネックレスしてました。「ぴぃーちぃぃぃーーーー」で始まった後半戦。いつもながらみんながノリノリになって俄然ライブらしくなってくる瞬間ですよね。「風をさがしてる」では今まで「みんな寒くない?大丈夫?風邪ひかないでね」なんていってたのが
ウソみたいに(笑)ガンガンに恒例の水まきやってました。(爆)ましゃ自身も,いつも以上に水かぶってたけどね。
みんなで大合唱の「明日へのマーチ」、そしてみんなの大期待の(私だけ??)「HEAVEN」。稲佐山の「HEAVEN」はすごかったぢょ〜〜!!上着もぬいでてすけすけのセクシースタイルなのに,さらにはズボンを今にも脱ぐんじゃないかと思うくらい,
下までさげてました。そりゃみんな「ぅぎゃ〜〜〜〜〜〜〜っっ!!!」って感じですな(爆)ホント見えるかと思った(どきどき)
ましゃすごすぎるぅ〜。へぶんさいこ〜。ライブさいこ〜!!!会場はまさに頂点という感じ。
そしてアンコール。長崎名物「蛇踊り」を披露。中国のチャイナ服っぽいきらきらの衣装を着て,大きい蛇を後ろに従えてましゃは先頭でてっぺんに大きな玉のついた棒をもって,前日一生懸命練習したという踊りを披露してくれました。
「これは長崎名物蛇踊りです。ははは。自慢なんだけどね。」とましゃは長崎の名物を言うたぴに嬉しそうに
「自慢なんだけどね。(笑)」を言っていました。ホント故郷長崎が好きなんだぁ〜と思いましたよ。
そのあとは,いつもの一人で歌う「もっとそばにきて」やっぱりこれは長崎で歌わなきゃの「Fellow」ましゃは「ココでこの歌を歌うのが夢だった」と言ってました。そしてみんなの大好きな「Melody」。
これで終わりかな・・と思ったけれど,やっぱり最後は「Dear」でした。きっと会場の中でたくさんの人が涙を流したと思う・・
そんな史上最高の「Dear」だったと思いました。もちろん私も…首にかけてたツアータオルでぬぐっちゃいました。
ましゃの幸せ、ましゃの感動,みんなへの感謝の気持ち・・、ましゃの全部が全身から伝わってくるような「Dear」でした。
できることなら、全国にいる行けなかったみんなにも聞かせてあげたい,そんなすばらしい「Dear」でした。
ましゃは『ありがとう』という言葉を何度も何度も言っていました。でももっと『ありがとう』と言いたいのは,たくさんの幸せや勇気や感動をくれたましゃにわたしたちが贈りたいんだよね。
こんな史上最高のましゃの笑顔,ましゃの歌,ましゃの心を感じることが出来た故郷稲佐山でのライブにましゃと同じ空気を共有することができたことに感謝したいと思っています。
何度も考えました。ましゃはどんな気持ちでこのステージに立ったのだろうか・・
きっとサイコーの気分でライブを終えることが出来ただろうましゃに、心からおつかれさまと,ありがとうを伝えたいと思います。
それと「これからもよろしくねっ」(*^▽^*)
ましゃがステージから去った後。最後に、ましゃからのでっかいプレゼント。ライトで遥か空高くを照らし,稲佐山の空にたくさんの花火。バックに流れる「桜坂」。どこからともなくみんなが歌い出す。
2000年はじめての花火をここ稲佐山で見ることが出来ました。
アリーナツアー,稲佐山、と終わり,私の夏は終わった…かな(笑)
今度ましゃに会えるのは・・いつかなぁ〜???早くもましゃシックになりそうなぴーちであります。
                                                            6/20 0:55a.m.ぴーち

画像が悪いですが,最後にスクリーンに映っていたタイトルロゴ

これが、ましゃまろかっぱ


稲佐山のセットリスト。
ちょっと自信がないけど,こんなカンジでした。

約束の丘
HEART
1985年Factory Street夏
Pa Pa Pa
All My Loving
僕らの愛は今日も忙しい
遠くへ
ただ僕がかわった 
Good Night
SQUALL
It’s Only Love
桜坂
ドライブインシアターでくちづけを
 Peach!!
HELLO
風を探してる
追憶の雨の中
明日へのマーチ
HEAVEN
もっとそばにきて
Fellow
Melody
Dear